読者です 読者をやめる 読者になる 読者になる

最新映画見てきました!

最新映画を中心に感想を書いていきます。評価は★の数で!自分が満足しそうな映画を中心に見て、その中での相対的な評価ですので、基本的に★★★以上はおススメです!

【レンタル】紙の月 評価 感想 レビュー ★★★★

f:id:gyaro311:20161106152233j:image

そこはかとなく、怖い映画だと思いました。

心のエアポケットを突くような恐怖。

魔がさす、と言うか。

銀行の人によく聞く「ありがちな話」が、

行く所まで行くとこうなる、というのが、

極めてリアルに描かれていました。

映画全体の色調も暗めで、恐怖を掻き立てます。

THE.日本映画!という感じ。

 

常に見る順番が逆ですが、

『湯を沸かすほどの熱い愛』で

宮沢りえさんの演技が気になり鑑賞しました。

真逆の役柄…綺麗で、おとなしめで、透明感あって

基本的には「悪いことしなそう」なタイプだけど、

穿った見方をすると、あり得なくはない…

凄くハマリ役だと思いました。

池松壮亮さんも、ほぼ同様な理由でハマってました。

 

印象に残ったシーンは、自転車の並走カットと、

ラストの走るカット。

自由で、躍動感があるようにも見えるけど、

ケージの中で、ハムスターが回し車の上を、

走っているのを見て勝手に、

「嬉々として走っている」と思うのと、

似ているような気もしました。

ただ、最後の「走った」方は、

明らかにケージの外へ逃げ出していましたが。

 

宮沢りえさんと、小林聡美さんの、

「どっちが惨めか」論争が、心に響きました。

冒頭の腕時計のくだりを思い浮かべながら、

「結婚=従属」という構図に苦しむ

女性の思いを想像するよいきっかけとなりました。

 

早く配偶者控除を見直した方がよいと思いましたが、

なかなかそうは、ならなそうですね。