最新映画見てきました!

最新映画を中心に感想を書いていきます。評価は★の数で!自分が満足しそうな映画を中心に見て、その中での相対的な評価ですので、基本的に★★★以上はおススメです!

急に具合が悪くなる ★★★★★★

人は人の中に生き続けられるのか…
究極の恋愛映画とでも言えばいいのか。
ゴーストみたいな。
前半戦のやや無茶に思える展開も、究極の恋愛映画だと感じ取れば、合点がいく。
誰の人生にでも少なくとも一度は訪れそうな、ただ歩き、ただ話すこと。帰りたくない夜と、帰したくない夜の交錯。
まるで一夜限りだと定められているかのように全てを語り尽くす夜。動き続けて、わずかに触れて、議論する夜。
夢の一夜から醒めた後に必ず訪れる「私はあなたのことを、まだ何も知らない」。
それでも一緒に生き続けることはできるのか??
「急に具合が悪くなったら」余命はわずか。
大切な人の思いを生かすために、悲しみと向き合い、未来に向かって準備をしていなければいけない。
最後の光景は夢の中…夢はきっと意思を継ぐ人たちが実現したものだと思いたい。
それは、内と外が溶け、混ざり合った、温かくて美しい瞬間。
「急に具合が悪くなった」としても、人は人の中で生き続けられるかもしれない。運命的な出会いは、この世に残された者を前進させ、世の中を前進させるかもしれない。
奇跡はそんな時に起こるのかもしれない。
夏の終わりから、実りの秋へ。
とっても美しくて、素晴らしい映画を、ありがとうございました。

栄光のバックフォーム 評価 感想 レビュー ★★★★★

冒頭よりエンドロールまで徹頭徹尾、泣かされます。横田慎太郎さんが乗り移ったかのような、松谷鷹也さん・・・もはやドキュメンタリーを観ているかのようでした。母親の横田まなみさんを演じた鈴木京香さんが、まさに天使で、その存在の大きさに圧倒されます。きっと母、横田まなみさんのお気持ちを常に考えて演じられたのだと思います。なかなかに再現可能性の低い、迫真の瞬間の数々を見せてもらいました。

国宝 評価 感想 レビュー ★★★★★

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遅ればせながら鑑賞…結局、血は争えないという話だが、その宿命的な定めに翻弄される二人の物語。
演技としての粋な死生観を見続けた男と、本当の命の散り際を見た男。
血筋を恨んだ男が追い求めた究極の美は、肉親の死に様だったというのは実に切ない話だ。
このような宿命の話を日本人はとりわけ好むように感じてしまう。
宿命なのであれば、それに抗おうと立ち向かう人は、苦行としての人生を歩むことになる。
平凡だが幸せな人生は捨て、修羅の道を突き進むのだ。
それを見て私のような凡人は、平凡だが楽である自分の人生を肯定しようとする。
挑み、跳ね返され、葛藤に苛まれた激動の人生を劇中のこととして鑑賞し、刹那に味わい、自分の人生にわずかながらの肥やしを加えるのだ。

#国宝

ベイビーガール 評価 感想 レビュー ★★★★

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表向きは、コンプライアンスや、多様性、自立、尊厳などの聖地である、NYマンハッタンのビジネスシーン。
そこで本能のパワーゲームが始まり、加速し、行き着くところまで駆けていく。
現代の最先端の自由さと、窮屈さのバトルと考えて見ていると、かなり本質的で、生々しいです。

アーサーズ・ウィスキー 評価・感想・レビュー ★★★★★

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20代に戻れるけど、時間は限られている
そんな、おばあさん3人は、残りの人生を生きるために、若返って何をしたいのか?
自分の人生を楽しむということは、大切な他者の中で、どう生きたいか、ということなんだと思いました。
深いテーマをエンタメにしてしまう構想力がすごい。説明要らずの脚本力もすごい。しかもパワフルで、魅力的で、若くても、今に戻ってもチャーミング。
むしろ、今がとってもチャーミングで、そこがちょっとずるい気もしてしまう。。
高齢化JAPANでこそ、つくりたい映画ですが、絶対に出てこなそうなのは何故か。
生きることを楽しむことを諦めたくないものです。
もっともっと見ていたい、素晴らしいエンタメ映画でした。
生きることを楽しむことを諦めたくないものです。
純粋にもっともっと見ていたい、素晴らしいエンタメ映画でした。

青春18×2 君へと続く道 評価 感想 レビュー ★★★★★

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率直な感想を一言で言うと「油断した」
…というか「油断させられた」っていう方が正確な気さえする。
冒頭からのライトであっけらかんとした雰囲気を見るにつれ、
青春18(切符)かー、インバウンド需要意識した映画増えそうだなー、
みたいなヨコシマな感想が徐々に頭を支配していたはずなのに、、
気がついたら泣いてた。
最初は幻想的かつ、儚いシーンのシンクロに、泣いた。
次に声高に始まった伏線の回収に、泣かざるを得ず。
伏線を回収した上での違和感の答え合わせと、生きていく希望の提示にまた泣いた。
後半戦の加速部分になって旅の1ページごとに名優が登場し、ストーリーを前進させていく。
すごい力で畳み掛けてくる。
完全にやられた!これはすごい。
エンドロールでは映画をめちゃくちゃ理解したミスチルの主題歌…
これはあまりに映画を読み解いてたから、感じる前に考えてしまい、涙の第四波とはならなかったが、
馴染みあるyouthful days とかかけられたら無条件に号泣してたな。
テクニカリーな部分だけでなく、どんな人の人生にもあるような青春、ていうより、ひと夏の熱くて切ない思い出を反芻させる傑作だと思いました。
美しい自然の描写が人生の美しさと儚さを一層掻き立ててました。
藤井監督すごいなー。許光漢と清原果耶さんの透明感ある存在感も秀逸でした。
パチパチ👏