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最新映画見てきました!

最新映画を中心に感想を書いていきます。評価は★の数で!自分が満足しそうな映画を中心に見て、その中での相対的な評価ですので、基本的に★★★以上はおススメです!

ラ・ラ・ランド 評価 感想 レビュー ★★★★★

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とにかく元気が出る!

初日の一発目で鑑賞。

お客さん入ってました。

期待通りの見応えで、

希望と勇気が蘇る感じ。

美しい映像とダンス、音楽のパワー

会話の楽しさを存分に堪能できます。

理屈が入り込む余地なし。

映画館を出て歩き出す時、

きっと多くの人の心の中で、

あの音楽が鳴り止まず、

また、自分の足音の響きを、

久方ぶりに確かめることになるはず。

 

R・ゴズリングと、エマ・ストーン

W主演が本当に素晴らしく演じ切っています。

映画のパワーに押されるように

涙が出てきたのは久しぶりでした。

何かを吹っ切りたい人、

自分の原点を思い出したい人、

再出発したい人、

みんなにオススメです。

レゴ バットマン ザ・ムービー 評価 感想 レビュー ★★★★

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 レゴムービーというものを初めて見ましたが、

その展開のスピードの速さ!

その中に驚き・笑いから感動まで

すごいテンポで入れてきます。

いまの子供たちはこのノリを

普通に楽しむのか!と驚きました。

全然ジャンル違いますが、

昔「ドーベルマン」という映画を

見たときの衝撃を思い出しました。

映像のクオリティも相当高く、

ユニバーサルスタジオのアトラクションに

没入しているような感覚が味わえます。

一瞬たりとも飽きさせない…という

プロ根性がひしひしと伝わってきました。

映画好きのこだわりも随所に散りばめられていて

やりたい放題かつ高いクオリティという

プロフェッショナルな仕事が

本当に勉強になりました。

大人も子供も間違いなく楽しめる作品です。

カフェ・ソサエティ 評価 感想 レビュー ★★★★★

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ウディ・アレンが紡ぎだす極上の郷愁!

ゴールデンエイジと呼ばれる1930年代の

ハリウッドとニューヨーク。

精神的にも、もしかしたら物質的にも、

おそらく今より豊かだった時代を背景に、

民共通の「ほろ苦い恋愛」を描く。

郷愁というものを受け入れる準備ができた

(受け入れざるを得ない)

大人のためのストーリーだ。

現実的に考えれば考えるほど

手に入らないものがあり、

手に入らないものほど、

心にまとわりついて、離れないのだ!

 

ストーリーの紡ぎ方が素晴らしい。

「郷愁」は恋愛だけではない。

カフェに、映画館に、ショービジネス、

ギャング、豪邸と中間層の住宅地

モザイク状に散りばめられる

一つ一つのシーンは、すべてが不可欠だ。

それなのに尺は96分。

 

何を撮り、どのリズムで放り込めば、

シーンに最大の輝きを与えられるのか、

申し子、ウディ・アレンは知っている

まさに名人芸。

 

ストーリーに負けじと映像が素晴らしい。

ニューヨークから見ると、

ハリウッドは夢。郷愁の舞台だ。

だからニューヨークとハリウッドでは、

色調が違う。クリアさが違う。

この明確なコントラストが、観客に

郷愁という感情自体を思い出させる。

甘く切ない夢の残り香が

鼻の奥でツンとしてくるのだ。

 

ジェシー・アイゼンバーグは、

ウディ・アレンの化身だ。

もう代役は思い浮かべられない。

 

クリスティン・スチュワート。

悪気がない風で、

男の一生を惑わしかねない…

そんな魅力を放出している。

 

ブレイク・ライブリーとハッピーなのに、

クリスティン・スチュワートを

思わずにはいられない。

でも、それが無理なく思える。

永遠に色あせない美しさ、というやつを

クリスティン・スチュワートが

表現しきっている。

本当に、極上の郷愁が味わえます。

上映開始したら、もう一回、見たいです。

 

お嬢さん 評価 感想 レビュー ★★★★

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いわゆる、愛と欲望と裏切りのサスペンス、を

手加減なしで、思い切りつくったら

こんなんできちゃいました!って感じ。

そのトコトン振りが世界に衝撃を与えている

のだと思いました。

韓国映画パワー、健在です。

役者さん、特に女優二人の存在感が

際立っています。

キム・テリさんは映画の中で、

無名の女優から、大女優に育ってしまうような、

凄みがありました。

 

映像は、考え抜いた構図で

きっちりカット割りされた映像が

つながっていく中で

時折、挿入される手動感満載のズームインが

印象的でした。

 

ストーリーの運び方も、

サスペンスとしてはもちろん、

愛情や友情の展開としても、秀逸。

正に異色の大作です。

 

ただ、心が狭い私は、

日本人がただの変態サディストとして

描かれている点や、

韓国俳優さんの、たどたどしい日本語に、

少し気疲れも。

たどたどしい日本語は、韓国の観客には、

きっと素晴らしいアクセントに

なっているのだと思いますが…

 

いずれにしても、

突き抜けた映画だと思います!

スノーデン 評価 感想 レビュ★★★★

 

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きょうは、予約しないと、どこの映画館も

入れないほどの人気ぶり。

それも、普段は絶対に選ばない1列目とか、

2列目しか空席がありませんでした…

予約せずに映画館に来て、

打ちひしがれている人も

多く見受けられました。

 

で、映画の内容についてですが・・・

こういう人物のことを、

真に、英雄と言うのだろうと、

思いました。

 

歴史に残るものは、基本的には

勝者から見た歴史であり、

勝者に都合の良い歴史です。

その意味からすると、

スノーデンが未来において

歴史上の英雄として語られることは、

おそらく無いかと思います。

 

私自身もこの話を

ニュースでぼんやり見ていましたが、

国家機密を持ち出し、

全体主義のロシアに逃亡、、となると

何となく悪いイメージが湧きます。

(無知ゆえなのですが)

 

そして、スノーデン自身も、

暴露により、勝者として

歴史に名を残せるとは

思っていなかったと思います。

 

でも、告発せざるを得なかった。

安全保障のためなら、

個人のプライバシーを侵害してよい、

という感覚に、彼は全体主義の影を

見たのではないでしょうか。

 

そして、それを告発することが、

より良い社会への一歩として

必要だと思ったから、

犯罪者になり、敗北することを想定し

最悪は殺されることを想定し、

それでも、告発したのだろうと思えました。

その無私の行動は、

真の英雄的行動だと素直に思えました。

 

セキュリティー、安全保障の名の元に

どこまで、個人の自由を制約することが

許されるのか。

全体主義との境界線はどこにあるのか。

トランプ大統領の登場で、

世界情勢が激変する中で、

今、まさに問われている問題です。

 

さらに、映画の中では、

彼のつくったモノが、

標的とする人物の暗殺に使われ、

そこに、何の関係もない市民まで

巻き込まれてしまう様子が

映し出されています。

まるでゲームのように人が死にます。

 

「安全保障」を語るときに

なぜか、個人の命の重さが

相対的に軽くなることを

オリバー・ストーン監督は

明確に認識していると思います。

 

ぜひ、いつか原爆投下の映画を

つくってほしいものです。

沈黙 サイレンス 評価 感想 レビュー ★★★★

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恥ずかしながら原作未読。

外国人宣教師の「棄教」をめぐる葛藤を縦軸に、

アミニズム、八百万の神を尊ぶ日本文化を、

外国人視点で斬る、異色の超大作でした。

スコセッシ監督が日本の文化を深く理解した上で、

外国人から見た驚きを次々と挿入していくので、

文化論として、

非常に価値が高い作品だと思いました。

 

映画は、オープニングから、エンドまで、

日本文化の形成に大きな影響を与えた自然、

風土への、強くて深い畏敬の念に溢れています。

目を閉じても、自然はそこにあるし、

真上から見ると人はちっぽけです。

 

日本にはマグマがつくる温泉があり、

山があり、海があり、波があり、

そして風があり、雨がよく降る。

それらは恵みをもたらすと共に、

時に非常に暴力的です。

だから日本人は古より、

自然に畏敬の念を抱き、

自然の法則に従って生きてきた。

基本的に生きることは、

自然の摂理に従い、耐えることだった。

 

キリスト教では、創造主がいて、

自然現象の全てには、

神の意図があると考える。

だから、神の声を聞こうと、

自然の摂理を分析する

自然科学が発達し、

ひいては自然に手を入れ、

自然をコントロールしようとした。

日本よりも厳しい自然環境だったことも、

文化形成に影響した。

 

しかし豊穣かつ、暴力的な自然に抱かれた

日本人には、元来、そういった感覚が

なかった。

偉大なる自然、さらにはお上には、

基本的に従い、耐える。

そこでは、神は沈黙しているのです。

 

日本人は現世の代わりに来世、

「極楽浄土」で報われることを夢見る。

現世で神の声を聞き、

その道を進もうとはしていないため、

キリスト教布教にとって、日本は

やはり種が根付かない

「沼地」だったのです。

 

作品中の日本のキリシタンのほとんどが、

現世で報われなくても、

来世報われるためだけに

信仰を捨てない。

その中で唯一、現世を生き抜くために、

キリスト教を信じる人物が登場する。

信仰によって、弱い自らを

赦してもらおうとするのだ。

実は、彼こそが、

辛い現世を生き抜くための

宗教を具現化している。

その彼の生き方が、

棄教を迫られた宣教師の葛藤づくめの人生と

最後まで交錯していく。

人生にはわかりやすい絶対的なものは、

やはり無いのだが、

かと言って、信じるものがなければ辛すぎるのだ。

そこに、スコセッシ監督の(または原作か?)

人が「生きていく」ことへの

視座を置いていると思うと、

その人間愛の深さに涙を禁じ得ない。

現代をも完全に貫くテーマ。

早く、遠藤周作さんの代表作を

読み切らなければいけないです…

アイヒマンの後継者 ミルグラム博士の恐るべき告発 評価 感想 レビュー ★★★★

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試写会で鑑賞。

新年早々、非常に痛い所を突かれた映画。

商業的に大きく成功することは難しいと思うが、

そこに価値があると思う。

感じたのは「和して同ぜず」は本当に難しい、

ということ。

ミルグラム実験が明らかにしたのは、

多数派は自己の判断より、服従を選択するという、

人間社会の真実。

服従を選んだ65%の人たちは恐らく

普段は「感じがよく、付き合いやすい」人たちだ。

平和な社会、地域社会における善良な市民であり

同調能力の高い人たちのはずだ。

 

会話に、いちいち疑問を挟めばウザがられる。

まず信じなければ、心を開いてもらえない。

だから、なんとなく信じて、

言われた通りにしてあげる。

空気を読むというやつだ。

いざ、行為の責任が誰にあるか問われたら、

答えは「わからない」となるだろう。

善良な市民が、なんとなく、

みんなのためにした行為だから。

ミルグラムは、そのような心理を

「代理人心理」と結論付けたようだが、

実社会の成り立ちを考えるとより難しい。

全てを判断できない中で、

社会に対するスタンスとして、

同調することを基本とするか、否か、という

問題だからだ。

基本的には同調した方が、

個人が負うリスクは少ないはずであり、

それは人間のDNAに刻み込まれた「性」だ。

赤ちゃんが、じっと人の目を見つめ、

よく笑うのと同じことだ。

 

だから、世の中は、ミルグラムの実験に対して

激しいアレルギー反応を引き起こした。

人間社会が持つ「見たくない側面」を

見える化」した実験だったのだと思う。

「見たくない側面」を扱った映画だから、

商業的には恐らく成功しないと思うし、

「見たくない側面」に迫った映画だから、

商業的に成功しなくても価値があると思う。

 

同調能力、ひいては服従することが、

大半の人間の悲しい性だとすれば、

希望は、悪い命令が少ない、

平和で安心な世の中が築くことにあるが、

それを築けるのは誰なのか?

 

選挙でリーダーを選ぶアメリカでは、

今年、トランプ大統領が登場する。

政治エリートによる独裁を貫く中国では、

習近平氏が共産党大会に向けて

権力のさらなる強化を図る。

安倍総理は三選を目指しそうだが…

そういう「リーダー」達がつくるのか?

同調能力の権化たるマスコミが

危機に際しては健全な批判精神を発揮し、

良い世の中の維持に貢献するのか?

それとも宗教の出番?SNSのさらなる発展?

答えは見えないけど、

課題を自覚した上で、

確固たる信念を持てるはずだという

希望を持ち続けたいと思った。