評価不能!こんな映画初めて。
ただ鑑賞後、スペインのマドリードで見た
戦場の生命力がデフォルメされたような人たち。
そして、戦争の犠牲になる哀れな動物たち。
生命力や多様性を感じるほどに、
戦争の不条理を感じる、その感覚だ。
しかし、死と隣り合わせの戦場にも、
愛や執着があり、音楽があり、ダンスもある。
それらが、映像も、音楽も、ストーリーも、
全て、ごちゃ混ぜで出てくる感じは、
平面入魂のゲルニカを超越し、
もはや評価の領域の外に飛び出していく。
破茶滅茶なストーリー(ファンタジー)の
行方をただただ追うことしかできない。
芸術とは感じることか。
背景への深い理解、
土着の背骨を持たない人間が、
どこまで感じられるものなのか、判断つかない。
ただただ圧倒された2時間でした。
しかし、動物の演技が凄まじい。