小学生の娘と上の句に続いて鑑賞。
上の句は想像以上に面白かったのですが、
さすがに下の句まではどうだろう…と
半信半疑だったのですが、
これは上の句を超える面白さで、
最後は、感動してしまいました!
きっと、原作の内容が相当濃いのでしょう。
千早が、新と太一とのカルタを通じた友情に、
あれほどまでに、こだわる理由は、
三人の幼少期のエピソードを
原作で勉強する必要がありそうですが、
三人にしか分からないキズナがある、
という前提で見れば、
スポ根+友情+ちょっと恋愛
のストーリーとして、ツボを外さない
王道のつくりです。
特に千早が、仲間の信頼を受けて完全に覚醒し、
クィーンと激動する様は、
スポ根好きの涙腺を刺激するのに充分値する激闘です。
またスポ根+友情モノでは、主人公が
「悟って、走る」シーンが不可欠ですが、
広瀬すずさん演じる千早が
走るシーンは本当に美しいです。
きっと走るのが本当に得意なのでしょう。
個人的には、母校の高校が、
競技カルタで日本屈指の強豪高で、
映画でも、チラホラ仮名で出てくるのが
嬉しかったです。
原作ではより重要なライバルとして登場するらしく、
ローカル局では、
広瀬さんが母校を訪ねるバラエティ番組もあったよう。
高校の時はあまり関心ありませんでしたが、
あんな激闘の末、全国トップに立っていたんだなと、
感慨深いです。
なので、後味の良さと、
個人的な思い入れもあり、評価高めです!