最近、小学校で百人一首を習い始めた
娘のリクエストで鑑賞。
恋愛を巡る曖昧な感情表現の意味を
娘に単純化して解説しながらの鑑賞でしたが、
思いの外、良い作品でした!
広瀬すずさん、真っ直ぐな演技させたら、
他の若い女優さんは歯が立たない存在感では
目力が凄まじく、アップにされると
吸い込まれそうになります。
これが劇場だったらと思うと、ゾッとします。
今後、どのような成長を遂げていくのか、楽しみです。
映画のテーマは和歌。原作は漫画。
広瀬すずさんの和服姿と制服姿。
これぞ日本。これぞ「和」の映画だと思いました。
日本文化の真髄は、
限定された時間・空間における刹那の輝きにあり、
即興の美しさと儚さが
「いとをかし」なのだと思うのです。
字数が決められた短歌に込める思いと、
それを解く人の感受性や閃き。
浮世絵の分かりやすさとカラフルさは漫画に通じ、
漫画は限られたコマの中で絵が踊り、
吹き出しの枠内に“分かる”コメントがつく。
また、カルタ競技の中の、礼儀と姿勢。
一瞬で決まる勝負。
日本人以上に、世界の人に、魅力的に映る世界では。
そして、日本映画は少しコミカルなのが
本質的な魅力なのかなと思いました。
また、日本人はやはり、
平和を愛する民族なのだ!と強く感じました。
平安時代からのメッセージか⁉︎
下の句も見ます!