狐につままれた、という言葉を久しぶりに思い出しました。
思えばなるほどです。
必要最低限の会話。
自然を熟知する、ここに美味しい水がある・・
食べられる植物と、触るな危険の植物。
鹿は臆病であり、普通なら人を避ける。
では問題ない!人からすれば・・
では鹿はどこに行く?
水飲み場は無くなってしまうかもしれない。
思い当たる場所はいくらでもある。
童話か、神話か、詩か、そんな読後感があります。
映像はカメラのフレームの中で人が動くのが基本。
カメラは滅多に追わない。
前だけでなく、後ろの車窓。
FIXの後にヨリ、というパターンが幾分多いかと思いましたが、
女の子はもちろん、家畜である牛とかも、、
ストーリーを紡ぐ時に、それがしやすいのだろうと思いました。
オープニングの煽りの木が長いのには、深い意味があったんですね。
しばらくパーフェクトデイズを思い出していました。
悪は存在しない、、タイトルが最大のガイドでした。
しかし、濱口監督はきっとドライブ大好きなんだろうな。